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【オンライン授業 #6】「はつかいちを歌に乗せて」~シンガーソングライター 香川裕光先生~



今回の授業は、生まれも育ちも廿日市市、シンガーソングライターの香川裕光さんをお迎えし、地元トークも織り交ぜながら、廿日市市のつながりや歌への想いを伺いました。香川さんの話を聴きたいと、廿日市市在住のみなさん、全国のファンのみなさんが授業に参加しました。


■香川さんと、歌との出会い

可愛川でカニを取って遊んだり、裏山を駆け回ったり、自然豊かな平良地区で幼少期を過ごした香川さん。歌との出会いは、小学校の夏祭りで開催された地区対抗歌合戦への参加でした。見事優勝し、この経験がきっかけとなって、小学校2年生で将来はプロの歌手になろうと心に決めたそうです。


中学生からは本格的に音楽活動に没頭していきます。高校生の時には、市が推進していた社会人と子どもが関わる市民サークルの、バンドサークルに所属。時には大人たちにギターを教えてもらいながら練習を重ねていきます。


オーディション番組でグランプリを獲得した後、初めて開かれたステージはウッドワンさくらぴあでの演奏でした。高校生の頃からお世話になっている館長さんが、その凱旋(がいせん)ライブの開催を応援してくれるなど、廿日市市のまちや大人たちが香川さんを育てたといっても過言ではありません。



■香川さんの楽曲

お父さんとの思い出を歌詞に載せた「手を伸ばせば届きそうなあの日」を生演奏してくださいました。香川さんの心地よいハイトーンボイスが家中に響きます。思いもよらない香川さんからのプレゼントに、参加者のみなさんからも拍手マーク喝采(かっさい)です。歌を聴いていると木材港や穏やかな瀬戸内海の情景が目に浮かんできました。



■廿日市市PR動画撮影秘話

香川さんがはつかいち応援大使として出演する廿日市市PR動画「はつかいち物語 愛の取調べ室」。参加者のみなさんと一緒に鑑賞しました。動画は約1分半と短いですが、撮影は10時間にも及んだそう。緊張感のある撮影現場で演技の動作1つ1つを丁寧に演じたことなど、撮影秘話を伺うことができました。もしかしたら次回作もあるかも⁈「この動画をきっかけに全国のみなさんに廿日市市をPRできたらうれしいです」と次回作への意気込みも話してくださいました。



■これからの活動に向けて

「廿日市市を舞台にした歌を通じて、大好きな廿日市市の魅力を全国や世界に向けてたくさんの人に伝えたい」。その思いはファンの方にも届いているようです。「香川さんの曲で廿日市のいいところを知ることが出来ます」「おかげで広島も廿日市も大好きになりました」という参加者のみなさんからのコメントもありました。



■授業の後半は、参加者の皆さんも交えて座談会

前半のお話では聞けなかったこと、参加者のみなさんからの質問を香川さんに伺っていきます。


〇メジャーデビュー当時の話を聞かせてください。

「30歳までにはメジャーデビューをする!」と養護施設で勤務しながら音楽活動も行っていました。29歳の時にデビューのきっかけとなるオーディション番組出演の依頼があり、グランプリを獲得。これを機にCDリリース、ライブツアーなど、より本格的に音楽中心の生活になっていきました。諦めずにつかんだメジャーデビューの夢。夢を叶えるのに年齢は関係ないんだなと実感しています。


〇休みの日の過ごし方は?

小さいころはよく釣りをしていました。大人になって、穏やかな瀬戸内海の大切さを改めて感じています。せわしない時間が続くとき、心の中に瀬戸内海の情景が浮かべては穏やかな気持ちになっています。瀬戸内海の景色が当たり前に日常の中にあることって、廿日市市民の特権だなと思います。


〇広島以外で住んでみたいところは? 海が好きなので、宮古島市です。神が宿る島があったり、平良という地名があったり、廿日市市と共通点が多く、親近感がわいています。


○香川さんの思う、廿日市市のいいところは?

いま振り返ると、学生時代に所属していた市民サークルがあったこと、子どもたちの居場所づくりをしてくれる大人たちがいてくれたのが、まちの魅力だなと思います。あとは自然豊かなところ。吉和のキャンプ場や宮島での登山も楽しいですね。



香川さんのお話を伺いながら、改めて廿日市市の魅力を再発見した時間となりました。香川さんが作られる楽曲は廿日市市をテーマにしたものも多いそう。廿日市市の情景を目に浮かべながら、聞いてみるのもいいですね。 レポート:大田真奈